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シンプル会計は月次を早くする

投稿日 : 2015年4月27日 / 更新日 : 2016年6月28日

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月次資料の完成を早める方法

一般的な会計事務所では毎月の仕事として、顧問先の月次資料を作ります。

この作成スケジュールですが、顧問先ごとにペースが異なります。

早い所だと作成月の翌月の一週間後にできますが、
遅い所だと作成月の翌月の中頃までかかります。

例えば4月分の月次が早い所だと5月の第1週には完成しますが、
遅い所だと6月中頃までかかってしまいます。

経営者にしてみれば遅い月次など意味ないのではないでしょうか。
経営判断をするには、資料は早めの方がいいに決まっています。

では、なぜ遅くなってしまうのでしょうか。
理由はいろいろあると思いますが、次の様なことが考えられます。

  • 取引ごとに担当者が異なり、資料をまとめる人がいない
  • 資料が多すぎて、資料がそろわない。
  • グループ会社間の取引があり、グループ間の請求額が決まらない。

月次が遅れる理由は主に内部の問題があります。
しかも経営者が税金対策でする行為が取引を複雑にしているパターンが多いです。

そこで、シンプル会計をすることで月次をスピードアップすることが出来ます。

  • お金を使える人を限定することで、資料がその人に集まるようにする。 中小企業では、社長が経理をすることでより早まります。
  • 通帳の使い方もシンプルに入金用と出金用、税金用の3つにまとめる方法もあります。

詳しい方法は省きますが、要は、資金や資料の入り口と出口を絞ることです。

また、内部取引を減らすことです。目先の税金対策はお金を生みません。
それよりも外部からの収入を上げることの方が重要です。

シンプル会計をすることで月次のスピードが上がります。

すると、経営判断も早くなります。

簡単なことですが、実行している企業は少ないです。

では、また。

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