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投稿日 : 2015年4月29日 / 更新日 : 2016年6月28日

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相続税対策に特効薬はありません

税理士をしているとお客様から贈与の事後報告を受けることがあります。

また、その時に税金を払わない方法でやってほしいと言われたりします。(非常に困ります(´・ω・`))

そんなときに税理士としては税金が発生する理由を説明するしかありません。

事前に言ってもらえれば何か方法を考えることもできますが、事後だと難しいものです。

相続税対策の特効薬はシンプル会計

本屋に行けば、いろいろな相続税対策の指南書が平積みにされています。

しかし、その内容は保険を使ったものや賃貸アパートを使ったものなど難しいものがほとんどです。

そんな相続税対策は難しいため普通の人はできません。専門家に頼むしかありません。(ある意味それが狙いかもしれません。)

それよりも、地道な贈与が一番有効です。しかも非課税(現在は110万円)の範囲内なら申告の必要もありません。

連年贈与※にならないために毎年贈与契約書を作ることや、振込にして証拠を残すなど注意は必要ですが、難しくはありません。

※連年贈与・・・「○年間で毎年○○円贈与する」という数年間分を一括で贈与する形式

これなら、保険の知識も、税金の必要ありません。これがシンプル会計です。

知識は必要なく、根気があればできます。しかしそれが大きな相続税対策になります。

税金の知識を使った対策

税金の知識があれば、相続税対策は更に有効になります。

具体例は省きますが、重要な事は知識の更新が重要だということです。

税金は毎年改正があるため昔の税金対策が今通用しない場合もあります。

昔のイメージだけで税金対策をすることは危険です。

相続税対策をするときは、相続税に強い税理士に相談するか、

それができないなら、上記の根気があれば誰でもできる税金対策をしましょう。

では、また。

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