顧問先にとって会計って税金を計算するだけ
先日、居酒屋を経営している顧問先の申告が終わり
一区切りがついたので、居酒屋の客として突然行ってみました。
その居酒屋は寿司居酒屋で顧問先の経営者は寿司も握っています。
いつも会計事務所へ資料を持ってきてくれるときは普通の若者にしか見えません。
しかしお店で寿司を握っている姿はさすが若くして一人で商売しているだけあって様になっていました。
独立ありきの修行
居酒屋の経営者(Iさん)が居酒屋を始めたのは20代半ばです。
Iさんが寿司居酒屋の修行は3年ほどです。通常寿司職人の修行は10年以上かかるといわれていますので、かなり短いです。
しかし、Iさんの目的は独立して一人で生計をたてることです。別に寿司職人として名店の板場にたつことではありません。
そのため、Iさんは独立の手段として検討した結果、寿司と居酒屋を組み合わせたて見事に成功しました。
Iさんは、税理士の勉強もしていたらしいので、あくまでも独立が目的だったようです。
カウンター越しに話していて、独立した先輩として話を聞けて非常に面白かったです。年も近いためお互いがんばりたいと思います。
税理士も同じだと思います。
自分の目的は税の知識を生かして生計を立てることです。
税理士の大家として他の税理士から認められたいなどとは思いません。
そのためには、税の知識を深めることは必要ですが、学者になる必要はないと思っています。
しかし、生計を立てるには他の税理士に何かで勝たなければなりません。
同じことをしていたのではダメです。なにせ経験では絶対に勝てないのですから。
では、また。