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建物の固定資産税は申告が必要

投稿日 : 2015年5月28日 / 更新日 : 2016年6月28日

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こんちは〜 独立準備中の税理士です。

東京で勤務税理士をしながら独立を夢見ています。

モットーは税金をもっとシンプルに

固定資産税の不思議

建物の固定資産税は申告が必要なものと必要ないものがあります。

土地と建物本体は申告不要で国が計算しますが、その他の外構工事や給排水設備、その他一定額以上の資産は申告が必要です。

アパート経営をしていた方が都税事務所から固定資産税の申告漏れを指摘され、修正申告しました。

固定資産税は毎年払っていたのですが、給排水設備や外構工事の申告が漏れていました。

そこで、具体的に何が申告が必要なのか都税に確認に行きました。

その際、工事明細書を持参しました。

しかし、その明細書では明確に申告する資産が分からないと言われてしまいました。それほど建物の申告には明確な区分が必要になってきます。

その建物は建築後数年を経過していたため詳しい明細がなく、仕方なく分かる範囲で申告しました。

償却資産税について思うこと

申告は義務なので申告はしますが、よくよく考えると固定資産税は不思議な税金だと思います。

まず、資産の持ち主が申告するものと、国が勝手に計算するものに分かれるていること。わざわざ持ち主に申告させないで全部国が計算すればいいのになと思います。
ただ、国の計算が間違っていたというニュースもあったので考えものです。

そして、固定資産税は資産を持っている人に課税されます。でも資産を持っているからといってお金を持っている訳ではありません。
専門的にいうと、担税力がない人に課税しています。
それが納得いきません。取れる所から取ろうとしているようで嫌です。

そこで提案ですが、固定資産税は土地と建物本体に限定し、その他の償却資産は非課税にしましょう。
そうすれば、その分の減税でみんなの投資も増えるかもしれません。

では、また。

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