お客のタイプは2種類
会計事務所に働いていると色々なタイプのお客様に会うことができます。
そして少しずつ分かってきたのですが、お客様のタイプは2種類に大別できます。
一つは、細かいことを気にしないタイプ
もう一つは、細かいことを気にするタイプ
これだけと思われるかもしれませんが、大きく分けるとこれだけです。
細かいことを気にしないタイプ
細かいことを気にしないタイプの人は、よく言えば大らかタイプで、細かい経営分析はせず大きな経営方針だけを決めます。
このタイプの人は、何だかんだと言っても、会社が成長している人に多いような気がします。
お話していても陽気で楽しい方が多いですし、プラスオーラをまとっています。
ただし、資料が遅く、まちがいが多いのが難点です。
細かいことを気にするタイプ
細かいことを気にするタイプの人は、心配症なタイプで、小さいことで悩む人が多いです。
試算表やキャッシュフロー計算書を見たがりますが、前提となる売上が伸びず苦しんでいる会社の人が多いような気がします。
お話の内容は経営の心配事が多く、マイナスオーラをまとっています。
ただし、経理には熱心な方が多く、細かい資料も準備してくれるので助かります。
経営者として優れているのは
どちらのタイプも一長一短があるので、どちらが優れているかは一概に言えません。
どちらのタイプでも経営に成功した人もいれば、伸び悩んでいる人もいるからです。
ただ、女性の経営者ほうが細かいことを気にしないタイプの方が多いような気がします。
これは、女性が数字に弱いというわけではなく、女性のほうが大胆であるのが理由のような気がします。
業績の数字を見ることは経営者にとって楽しみな半面、恐いところもあります。