税理士試験が近づいてきて受験生はラストスパートの時期です。
しかし、中には税理士試験を毎年受けていて今年も惰性で受験する方もいるはずです。
勉強不足の状態で合格するはずもないと思いつつも、年中行事として試験に臨む方です。
そんな方のために、税理士試験へのメンタルトレーニングとして心の持ちようをまとめてみました。(2015年10月追記分)
税理士試験へ臨む方へ
自分は税理士試験に合格して4年がたちました。
今はもう当時の辛さや苦しさは思い出せなくなってしまいました。
でも当時は確実に苦しんでいました。
どうしても税理士になりたかったのかといえば、そうではありませんでした。
実際途中に税理士試験を諦めた時期もありました。
ただ税理士試験を途中でやめることへの悔しさから、必死で勉強しました。もう意地でした。
でも、これらの不安をなくすには税理士試験に合格するしかないと思い込んで頑張りました。
もちろん、合格したあとは別の苦しみや大変さが待っていますが。
もし、今税理士試験をやめようかと悩んでいる人がいるなら、強い覚悟を持ってほしいと思います。
この試験は、頭がいい人が受かるわけではないような気がします。強い覚悟と運がある人が受かっています。
自分は、途中、覚悟が弱くなり公務員試験へ寄り道もしました。
しかし、再び頑張る覚悟をして、なんとか8年で合格することが出来ました。
今回の税理士試験は遅めですが、中だるみしせずがんばってください。
合格しなくても出世はできますが、合格すれば選択肢が確実に広がります。
ただし、まわりのお嫁さんや旦那さん、親御さんから見ると意見が変わります。
受験生には合格してほしいと思いつつ、月日が立つにつれて諦めてほしいという気持ちが出てきます。
税理士試験は科目合格制のため諦めなければいつまででも挑戦できる資格だからです。
残り1科目なら受験生は諦めないでしょうが、残り1科目で何年も足踏みしていると家族からすれば諦めてほしいと思うかもしれません。
受験生は自分の気持だけでなく、まわりの家族の気持ちも考える必要があるかもしれません。
では、また。