こんちは~独立準備中の税理士です。
独立に向けた日々をブログに書いています。
10月にマイナンバーの通知書が届きます。何もしないとあっという間に過ぎてしまいそうでコワイです。
勉強せねば!
月次のスピードアップにはお金の出入口を絞る
毎月の月次を早く仕上げるためには、いろいろな方法があると思います。
以前「現金勘定はいらない」という記事を書きましたが、今回は”お金の出入口を絞る”です。
月次で時間がかかる作業のなかに、売掛金や買掛金の残高を合わせる作業があると思います。
また、実際の現金残高と帳簿上の現金残高が大きく異なることもあると思います。
この残高が合わない主な理由は、知らないところでお金を受け取っていたり、支払っていることが原因です。
そのため、お金の入口と出口を絞ることで、お金の流れが見えやすくなり、このような事態を防ぐことができます。
お風呂のように、蛇口と排水口は一つにすべきです。そうすれば経理がシンプルになります。
お金の入口を絞る
お金の入口を絞るには、現金売上をやめて通帳振込にしてもらうこと、
また、売掛金が振り込まれる通帳を一つに絞ることです。
こうすることで、売掛金の入金を探す作業が楽になり、売掛金の残高が合いやすくなります。
現金商売なら、日々の売上を、毎日入金すれば通帳自体が売上帳になります。
毎日入金できなければ、日々の売上ごとに入金して通帳に売上日をメモ書きしても同じです。
お金の出口を絞る
お金の出口を絞るには、お金の入口と同じく現金支払いをやめることと、通帳を一つに絞ることです。
通帳を一つにすれば、買掛金の支払いもれを防ぐことができ、残高も合いやすくなります。
また、細かい経費を現金で支払っても、まずは立て替え払いして、
一月分の合計金額を精算書にまとめて振込にすれば現金は使いません。
また、給与と一緒に振り込めば、振込手数料も節約できます。
入金通帳と出金通帳
通帳の使い方にも工夫ができます。通帳を入金用と出金用の2種類用意することです。
入金用の通帳は、相手が振込がしやすいようにメガバンクの通帳を使い、
出金用の通帳は、振込手数料の低いネットバンクから支払うこともできます。
月末を入金期日にして、月末残高をメガバンクに振り替えて翌月初めに支払いをします。
これをすることで、キャッシュフローが分かりますし、資金繰りも楽になります。
通帳の使い方にも、工夫次第で使い道は広がります。
では、また。