大学や短大に入学すると、就職試験のため資格を一つや二つ取っておきたいと考えるかもしれません。
そのなかで人気なのが簿記です。特に日商簿記の3級と2級は人気があります。
もし、簿記に興味が無かったり、理系の大学生は関係ないと思われるかもしれませんが、あえて、それでも簿記の勉強を強くすすめます。
そこで、大学生や短大生のために、簿記をすすめる10の理由を紹介します。
理由1.社会的認知度が高い
資格の中で簿記は、抜群に認知度が高いのが特徴です。
就職試験のエントリーシートに書くことが一つ出来るので、何も書くことがないという事態を避けられます。
理由2.難しくない
日商簿記の3級は『基本のき』なので、独学でもテキストを一冊消化すれば、ほぼ合格できます。
日商簿記の2級になると、少し複雑になりますが、大学受験を突破した大学生であれば問題ありません。
必要な知識は、中学レベルの国語と算数の知識です。
理由3.短期間で合格できる
日商簿記の検定試験は、年3回行われているため、1ヶ月から3ヶ月の短期間の勉強で合格することができます。
ちなみに、税理士試験は年1回しか試験がないため、受験生の必死感がハンパありません。
理由3.時間がある大学時代に合格しておく
大学時代に必ず取得しておく資格に自動車免許がありますが、簿記も追加しておきましょう。
大学は時間があるので、できるだけ有効に使いましょう。
社会人になると時間がなく、大学時代を後悔することになります。
理由4.複式簿記で経済の見方が変わる
簿記を学ぶことで、複式簿記の仕訳が出来るようになります。
複式簿記の考え方は、世の中の取引をすべて説明できてしまうため、経済の見方が変わります。
『ものを買う』『給料をもらう』『経費を精算する』『ものをあげる・もらう』など
複式簿記を学ぶことで、経済や社会を少しだけ斜めから見ることができます。(ほんの少しだけ)
理由5.社会に出てから役に立つ
簿記に関係する職業(経理、会計事務所職員など)でなくても簿記の知識は役に立ちます。
給料から引かれる源泉税の理屈も分かりますし、家計簿をつけるのにも役立ちます。
理由6.難関資格の最初の一歩
簿記を学ぶことで、その先にある公認会計士や税理士など難関資格への最初の一歩になります。
簿記の知識は、数学や国語などと同じく基礎的な教養です。
さらに先の知識を学びたい人が、次のステップに進めばいいだけです。
理由7.日商簿記検定1級は税理士試験の受験資格
税理士の受験資格は、大学で経済系か法律系の科目を履修していることが条件の一つにあります。
そのため、理系の大学生には受験資格で一つ壁があります。
しかし、日商簿記検定1級の合格でも受験資格を得られるため可能性が広がります。
個人的には、なぜこんな条件があるのかホントに不思議です。
理由8.女性が活躍できる資格
経理や税理士というと、男性の世界と思われがちですが、女性も活躍しています。
最近では、会計事務所の職員や税理士の中には、女性が増えていますし、みなさん活躍しています。
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理由9.パズルゲームと変わらない
電車でスマホのパズル系のゲームをしている人が多いですが、簿記の仕訳はパズルゲームと変わりません。
負債が増えれば資産が増えて、資産が減れば負債も減ります。
ゲーム感覚で学ぶと、簿記を楽しめて、かつ、資格も取れます。
理由10.大学の高い授業料を取り戻す
大学の授業は高いですが、親が払うと学生は親の苦労を忘れてしまいます。
大学生の皆さんには、年間の授業料を再確認してもらい、少しでも授業料を取り戻して欲しいと思います。
まとめ:大学は人生の夏休みだけど・・・
大学は人生の夏休みに例えられますが、まさにそのとおりだと思います。
夏休みを何もせずにダラダラ過ごす人もいますし、勉強や部活に打ち込むことで次のステップに進む人もいます。
是非、後者の学生を目指しましょう。
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