簿記で家計簿を付ける場合、有価証券や建物、土地などの購入の支出がどこから出たかを記録します。
支出を計上するタイミングは、日商簿記と違い支払った時に処理するのがポイントです。
資産の購入の区分
有価証券や建物などの資産は、簿記では資産に区分されます。
支出の仕訳
有価証券や車両は、簿記では資産に区分されます。
そのため、簿記では、『増加すると借方へ』『減少すると貸方へ』記入します。
資産の増加(購入)は借方へ
資産の減少(売却)は貸方へ
日商簿記検定との違い
日商簿記検定の資産の購入と、簿記でつくる家計簿の資産の購入は、ほとんど同じですが、売却時の仕訳が少し違います。
簿記でつくる家計簿では、仕訳は一行に限定しているため、売却益または売却損を別の仕訳として追加します。
資産の購入と売却の仕訳例
資産を購入した場合
有価証券や車両を購入した場合は、固定資産(資産)の増加と、普通預金(資産)の減少で処理します。
なお、支出時に追加で支払った費用(付随費用)がある場合は、固定資産に含めます。
資産を売却した場合
資産を売却した場合は、二つの仕分けが必要になります。
一つは、以前計上した購入金額を減少する処理です。
もう一つは、収入金額と購入金額との差額を、その他の収入またはその他の支出を発生させる処理です。
簿記でつくる家計簿のエクセルシート
簿記でつくる家計簿のエクセル-シートをダウンロードできます。
簿記の知識がない人でも入力できる簡単仕様です。
是非挑戦してみましょう。
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引用┃DLmarket
まとめ:収益の累計をチェックしよう
「簿記でつくる家計簿」の「資産の購入と売却」を紹介しました。
正確に仕訳を計上することで、財産額が把握できるようになります。
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