簿記で家計簿を付ける場合、自宅を購入した人は毎月の住宅ローンの返済があります。
住宅ローンの返済は、簿記では、元本部分と利息部分に分けて考えます。
元本と利息を分けて考えることで、正確な住宅ローンの残高を把握できます。
まずは、設定シートで住宅ローンの残高を入力しておきましょう。
住宅ローンの返済の区分
住宅ローンの返済のうち、元本部分は債務、利息部分は支出として分けて考えます。
返済の仕訳
住宅ローンは、簿記では元本を負債、利息を費用とします。
そのため、簿記では、『債務が減少すると借方へ』『費用が発生すると借方へ』記入します。
負債の減少(返済)は借方へ
費用の発生(利息)は借方へ
日商簿記検定との違い
簿記でつくる家計簿の住宅ローンの返済は、日商簿記検定とほとんど同じです。(勘定科目の違いがありますが。)
とくに、債務と支出(費用の違い)は日商簿記検定でも重要です。
住宅ローンの返済時の仕訳例
住宅ローンの元本部分
住宅ローンを返済した場合の元本部分は、住宅ローン(負債)の減少と、普通預金(資産)の減少で処理します。
なお、元本部分は、借入先の返済予定表から確認できます。
住宅ローンの利息部分
住宅ローンを返済した場合の利息部分は、住宅ローンの利息(支出)の発生と、普通預金(資産)の減少で処理します。
なお、利息部分は、借入先の返済予定表から確認できます。
簿記でつくる家計簿のエクセルシート
簿記でつくる家計簿のエクセル-シートをダウンロードできます。
簿記の知識がない人でも入力できる簡単仕様です。
是非挑戦してみましょう。
[ダウンロード]
引用┃DLmarket
まとめ:収益の累計をチェックしよう
「簿記でつくる家計簿」の「住宅ローンの返済」を紹介しました。
正確に仕訳を計上するには、元本部分と利息部分をしっかり分けることがポイントです。
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