山崎ナオコーラ著『浮世でランチ』を読みました。
山崎ナオコーラさんを知らない人のために、少しウィキペディアから紹介。
山崎ナオコーラ
山崎 ナオコーラ(やまざき ナオコーラ、yamazaki nao-cola、1978年9月15日 – )は、日本の小説家。本名、山崎 直子(やまざき なおこ)。福岡県北九州市生まれの埼玉県育ち、東京都在住。國學院大學文学部日本文学科卒業。國學院大学兼任講師として日本近現代文学を講じている。
作品の心理描写が高く評価されているが、それには少々驚いているようで「小説は映画と違って、人物が出てきたときにはそれは紙の上でのインクの染みでしかないんですよね。確固たる顔や性格があるわけではなく、あくまでも読者それぞれの自由な想像に委ねられるんです。私はあえて読者の目に思い浮かびやすい人物を書こうとは思わない。だからこそ小説は自由なものだと思うし、小説でしかできないことがあるはずだと思っています」と語っている。人との関わりは不得意なほうであるという。
好きなコーラはダイエットコーラである。引用│ウィキペディア
あらすじと感想
あらすじは、OLの丸山が仕事を辞め、東南アジアへ旅へ出るという話と、少女時代の思い出が語られる話が、交互に続く文学小説です。
はじめて山崎ナオコーラ氏の作品を読みましたが、人間の心理描写が独特でおもしろいと思いました。
言葉にない感情を、言葉にしているイメージです。
また他の作品も読んでみたいと思いました。
次のようなセリフが出てきて、すごく印象深かったです。
名言・格言・科白
(前略)自分の世界は、自分だけが作っているわけじゃないでしょ?
むしろ周りの人たちが、私の世界を作ってくれていて、そこに私がいるような気がする(後略)
新田
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