黒川博行著の『破門』を読みました。
これは疫病神シリーズの第5弾です。
1作目から4作目は読んだことがありませんが、非常に楽しめました。
あらすじと感想
この小説は、ヘタレの主人公と頭がきれる極道が出てくるヤクザ小説で、直木賞を受賞した作品です。
全469ページある長編ですが、展開が早いので、飽きずに読むことができます。
内容は、桑原というヤクザと建設コンサルタントの二宮が、映画製作に出資したのをきっかけに、映画プロデューサーの小清水や他系列の組のヤクザとの闘争を描いています。
大阪から話が始まり、マカオのカジノに行ったり、とにかく行動が早い。
感想は、読者を飽きさせない小説です。ページをめくる手が止まらないとは、このことです。
頭の切れる桑原と金に汚い二宮との会話も、コミカルでテンポが良く聞いていて楽しい。
この小説は、ただただ読者を楽しませることに主眼をおいている作品です。
疫病神シリーズの他の作品も読んでみようと思いました。
関連動画まとめ
破門に関連するyoutubeの動画をまとめてみました。
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