フリーランスで仕事をしていると、どこまでが経費でどこからが私的な領収証か、区別しにくいものです。
とくに自宅で仕事をしている場合は、自動引き落としにしている家賃や水道光熱費は迷います。
そこで、フリーランスのために、領収証の経費とプライベートの区分方法の基本を紹介します。
領収証の経費性の判断
飲食店での食事代や、備品の購入代などが事業用か家事用(プライベートの支出)かは、自分で判断するしかありません。
なぜなら、判断に法的根拠はなく、事業に必要かどうかは、自分しかわからないからです。
そして、税務調査の際に聞かれたら、事業に使ったことを説明できれば問題ありません。
飲食代の領収証の端っこに、誰と一緒だったかをメモしておくことも、蓋然性を高める一つとなります。
逆に、事業用だと説明できない領収証は、経費にしなければいいのです。
説明できない支出ということは、どこかやましい所があるからではないでしょうか。
家事用と事業用を一緒に支払った場合
自宅兼事務所の家賃や預金口座から引き落とされる水道光熱費は、事業用と家事用が混ざっています。
そんなときは、按分割合を使って、支出のうち事業用部分のみを経費とします。
按分割合は、家賃であれば、全体の平米数のうち、共用部分を除いて、事業用部分の平米数で算出します。
水道光熱費や車両費は、一週間の使用時間数で使用日数で、按分割合を算出します。
事業用を分けるタックスハック
支出のうち事業用部分を抜き出すために、事業用と家事用のクレジットカードを分けるのも有効です。
事業用の支払はすべて、専用クレジットカードに限定することで、家事用を分ける労力が減ります。
また、支払明細書をチェックすることで、仕訳入力も早くなります。
また、事業用の領収証を入れる専用ボックスを作るのも有効です。
事業用領収証を毎日ないし数日おきに、専用ボックスに入れることで、ミスを減らすことができます。
その際、家事用の領収証は廃棄するのがポイントです。
まとめ:最後は自分の判断が重要
フリーランスのために、領収証を事業用と家事用に分けるポイントをまとめました。
基本的には、経費の判断は自分でするしかありません。
税務署に突っ込まれても痛くないものを経費として申告しましょう。
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