「今年の消費税の納税額は◯◯◯万円です。」
会計事務所からの消費税のお知らせに驚いたことはありませんか。
消費税は赤字でも発生する可能性があるため、決算期に資金繰りが悪化することがあります。
そこでオススメするのが納税積立金です。この方法を利用すると、税金の支払いに頭を悩ませることがなくなります。
毎年消費税の支払いに困っている人は、この記事を参考にしてみてください。
納税積立金とは
納税積立金とは、1年後の税金の支払いに備えた積立金制度のことをいいます。
1年後に支払う税金を12等分し、毎月の収入から別口座に積み立てておきます。
実際に納税するタイミングでは、8割から9割の納税資金は確保されているため、残り部分のみを準備すればいいだけです。
納税積立金の対象となる税金
納税積立金をする税金は、法人でも個人でも同じで、1年後に確実に発生する税金です。
消費税は、個人でも法人でも発生し、かつ、赤字でも発生するため、準備が必要になります。
また、黒字であれば、法人税や所得税も準備しておくと安心です。
この他に、地主など資産家であれば固定資産税の準備が必要です。
また、税金にかぎらず、自動車屋さんでは保険料の支払いに備えた積立金も有効です。
毎月いくら積み立てればいいのか
積み立てる金額は、前年の税金を基準とし、12等分した金額を毎月積み立てておけば安心です。
納税が近づいてきた頃に、納税積立額が税金の予想額に対して、少なければ追加で積み立てることもできます。
まとめ:資金繰りの悪化は命取り
納税積立金について紹介しました。
毎月収入の一部を、納税積立金として別口座に入金すると、毎月の資金繰りが悪化してしまいそうですが、税金の未納が発生するよりもマシです。
税金を滞納しても、免除してくれるわけではありませんし、本税に追加して利子税など加算税も払うことになるからです。
決算期の消費税のインパクトは相当なものです。しっかりと準備しておきましょう。
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