堂場瞬一の『チーム』を読みました。
箱根駅伝を描いたスポーツ小説です。
読んでいると、その場にいるような錯覚がある作品で面白かったです。
あらすじ&感想
堂場瞬一といえば、警察小説で有名ですが、スポーツ小説も有名です。
本作も、箱根駅伝に学連選抜として参加する選手とコーチが主人公です。
学連選抜とは、箱根駅伝の本戦に参加することができなかった複数の大学で構成されるチームです。
箱根駅伝は、大学の総合力で本戦への出場が可能となるため、一人だけ速くても出場できない場合もあります。
本作は、実力はあるものの本戦への出場ができなかった選手で構成され、選手それぞれのドラマが描かれています。
- 吉池・・・箱根駅伝が最初で最後の経験となる監督
- 浦・・・・前回の箱根駅伝で失速した10区でのリベンジにかける4年生
- 門脇・・・達観した性格とは裏腹に、5区の山登りに燃える4年生
- 山城・・・学生屈指の一匹狼のスピードランナー。大学での出場は叶わなかった。
- 朝倉・・・箱根駅伝にはじめて出場する1年生。負けず嫌いな性格が・・・
中央大学や駒沢大学など実際の大学名が出てきたり、六郷土手や鶴見中継所、保土ヶ谷や小涌園など知っている地名が出てくるため、読んでいてその場にいるような錯覚に陥ります。
箱根駅伝は日本人なら誰でも知っているイベントなので、誰でも楽しく読むことができます。おすすめです。
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