ジェーン・スーの『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』という長いタイトルのエッセイ集を読みました。
タイトルを見ると、女性向けの本と思われますが、男性が読んでも面白いです。
あらすじと感想
本作は、タイトルのとおり、未婚のプロたるアラサー女子が、結婚できない101の理由を、見開き1ページごとに解説されています。
素晴らしい観察眼から繰り出される、ユーモアのある文章は見ていて楽しく笑えます。
見開き1ページにまとめられているため、軽い読み物として電車でも読めます。
『結婚できる女はキャッチャー、結婚できない女は豪腕ピッチャー』など分かりやすく伝えてくれます。
女子力が暴走している人には、オススメの一冊です。
また、『男が酔って口にする夢は、ただのロマン』など女性から見た男性の本性が書いてあり、男性にもオススメです。
なお、ジェーン・スーのラジオもオススメです。
ジェーン・スーの名言
- 『今の生活レベルを落とせない、という話をしたことがある。』
- 『鉄を熱いうちに打たなかった。むしろ冷や水をぶっかけた。』
- 『女子力が高まりすぎている。』
- 『雑誌に書いてある「彼をその気にさせるアプローチ」を鵜呑みにした。』
- 『ミネラルウォーター以外の水を飲まない。』
- 『彼が自分のどこを好きなのか、よくわからない。』
- 『自分の愚痴は言うが、相手の愚痴は聞き流している。』
- 『どうでもいいことでも、勝つまで口論してしまう。』
- 『どこからどう見ても、私にかわいげがない。』
- 『内心、彼にはなにも任せられないと思っている。』
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