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伊坂幸太郎『死神の浮力』~死神千葉と山野辺の7日間~

投稿日 : 2016年7月27日 / 更新日 : 2016年7月27日

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伊坂幸太郎の『死神の浮力』を読みました。

前作『死神の精度』に続く続編です。前作が6作の連作短編でしたが、今作は1つの長編です。死神の浮力

あらすじと感想

死神の千葉さんは、仕事として死ぬ直前の対象者に7日間一緒に過ごし、生死の可否を判断します。

千葉さんは、次の特徴があり、その要素一つひとつが物語の絶妙なアクセントになります。

  1. 音楽(ミュージック)をこよなく愛する
  2. 受け答えがズレる ※参勤交代と渋滞など
  3. 素手で人に触らない
  4. いつも雨が降っている
  5. 苗字が地名

本作も千葉さんが、山野辺さん夫婦と過ごす7日間のお話です。

伊坂幸太郎作品の特徴である軽妙な会話は、本作も随所に見られますが、他の作品よりも少し重いお話になっています。

人の死がテーマになっていると思われ、登場人物それぞれ死生観が語られています。

それでも、他の作品と同様に、少しずれた会話と、鋭いツッコミも見られ、後半はいつもの伏線回収と清々しい読後感が楽しめる作品でした。

死神の浮力の名言

千葉『晩年も悪くなかった』

千葉『誰でも死ぬ』

山野辺の父『先に行って、怖くないことを確かめてくるよ』

山野辺『菜摘の勝ちだ』

山野辺の妻『負けるわけがない』

山野辺『怖いけれど、怖くないです』

箕輪くん『労災、下りませんかね』

千葉『ラジオはどこだ』

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