会計ソフトに仕訳を入力する際、借入金の返済や家賃の支払など毎月発生する取引があります。
弥生会計では、前月と同じ処理を簡単に入力するために『伝票の複製』という機能でコピペすることができます。
そこで、会計入力者のために仕訳をコピペする方法を紹介します。
借入金の返済の仕訳
借入金の仕訳は、返済予定表を見ながら元本部分と利息部分を区別して入力します。
なお、元利均等返済方式は返済予定表がないと元本部分が分かりませんが、元金均等返済方式であれば毎月減少する元本が同額のため利息部分のみが変化します。
借入金 / 普通預金 100,000円 (摘要)借入金返済 元本
支払利息 / 普通預金 2,000円 (摘要)借入金返済 利息
元本と利息を分ける理由は、所得の計算では利息は経費となりますが、元本は経費とならないからです。
『伝票の複製』で仕訳をコピペ
弥生会計では、振替伝票を複製できる機能が搭載されています。
そのため、毎月発生する処理は伝票で登録しておき、翌月以降は前月の伝票を複製し、金額だけを変更することで簡単に入力できます。
[手順] 前月の伝票を表示ー編集ー伝票の複製ー金額の訂正
まとめ:同じ仕訳はコピペでスピードアップ
弥生会計の伝票の複製を使って仕訳をコピペする方法を紹介しました。
仕訳入力は、毎月発生するものがたくさんあります。借入金の返済、給料の支払、家賃の支払、売掛金の入力などです。
同じ仕訳は伝票入力し、それをコピペすることで仕訳入力スピードが上がります。そして業務の効率がよくなります。
是非参考にしてみてください。