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税理士が思う良い税理士の条件│客観的要素と主観的要素の使い分け

投稿日 : 2017年1月18日 / 更新日 : 2017年1月18日

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税金の申告や計算が必要で税理士を探すときに、あなたはどうやって探しますか?

最近は人伝や紹介が減ってきたと聞きますし、ポータルサイトで探すのでしょうか?

そこで、良い税理士の条件や選び方考えてみました。

良い税理士の選び方

良い税理士の条件

良い税理士の条件って・・・考えてみると、難しいですね。でも自問自答してひねり出して考えると、案外客観的な要素よりも、主観的要素が大事なような気がしてきました。

客観的要素とは『顧問料の価格』『会計事務所の規模』『税理士の経験』など数字で表せる部分です。

でも、もっと大事なのものがあってそれが『人柄』『相性』『相談のしやすさ』などの主観的要素だったりします。

 

税理士との関係を考える上で一番の特徴は、サービス期間の長さなんですよね。サービス業の中でも群を抜いて長いんですよ。

弁護士や社労士、司法書士も税理士と同じ士業でサービス業ですけど、税理士が一番お客さま(とその家族)と長く付き合うことになると思います。

先代から顧問契約している税理士なんてザラですし、税理士も二代目になって引き継ぐと、50年以上の付き合いになったりします。

 

そうやって考えると、上記の客観的要素は重要度が下がってきて、どんどん主観的要素が強くなってくるのは自然なことだと思います。

インターネットで、たくさんの税理士から選べるポータルサイトに、失敗しない税理士の選び方なんて記事を見ますが、あれは客観的要素に属する選び方で、もっと言えば、短期的な税理士の選び方だと思います。

ただ、税理士試験5科目を免除なしで合格して登録した税理士なら、実務経験はありますし、税法としての一定の知識は持っているので、そこでの差は大きくは出ないと思います。差が出るのは主観的な部分、つまり人間性の部分で、そこはホームページの情報ではわからない部分だったりします。

 

もし、これから事業を開始して、その事業を長期的な目線で育てていくつもりなら、主観的な要素で税理士を選ぶと良いと思います。

失敗しない税理士の選び方

失敗しない税理士の選び方なんて書いてみましたが、それは運の要素もあると思います。

『絶対に美味しいレストラン』『絶対に楽しいキャバクラ』『絶対にすべらない話』『全米1位になった映画』『1週間でベストセラーになった本』と同じで、相性の世界に入ってくるので、当たりハズレはどうしても出てきます。

 

それでも、考えられるとするならば、知人や親族に税理士を紹介してもらって、会って話すことだと思います。

自分の事業を説明して、税務や会計でどのようにサポートしてもらえるか話せば、フィーリングはわかると思います。(犬養毅はわかってもらえませんでしたが)

 

知り合いに税理士がいなくて紹介してもらえない場合もあると思いますが、それは税理士や会計事務所のウェブサイトやブログ・SNSを見て、人間性を判断してから会ってみるのも一つの手段です。

最近の税理士のブログでは、税金のネタだけでなく、個人のネタもアップしているので、人間性がわかる人もいます。

まとめ:税理士選びの基準に相性も含めてみては

良い税理士の選び方の条件を、一般的な基準ではなく、斜め上の基準で書いてきました。

税法は国会で決めるもので統一されていますが、それを扱う税理士は人間なので、千差万別です。

客観的要素も重要ですが、それ以外の主観的要素も税理士を選ぶ基準に加えてみてはいかがでしょうか?

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