ブログを書き始めて1年半ぐらい経ちました。(2017年3月時点) 書いた記事は累計で400記事ほどです。
ブロガーとしては少ないですが、普通の税理士ブログとしては多い方だと思います。(ブロガーではないので問題ありません)
日々税金や経理のネタを探していますが、400記事書いてわかったことがあります。それは『役立つ情報と人気記事は一致しない』ということです。
そこで今回は、ビジネスブログで役立つ情報が人気記事にならない理由を考えてみました。
ビジネスブログのアクセス経路とページビュー
この税理士ブログは、毎月安定して3万PVを記録していますが、その流入経路(リファラ)は95%以上がグーグルやヤフーからの検索からになります。
このブログのテーマは税金や経理なので、このテーマで何か調べたいと思った人が、グーグルやヤフーから検索すると、検索結果にこのブログ記事が表示されアクセスされます。
では、どのような記事が検索結果に表示されるかと言えば、専門的に言うとgoogleのアルゴリズム云々という話ですが、つまりは人気の記事です。
その人気の記事ですが、自信を持って書いた読んでもらいたい記事ではなく、気軽に書いた記事(手抜きではありません)が上位に表示されたりします。(不本意ですが事実です)
役立つ情報でも難しすぎると読まれない
最近のウェブマーケティングの流行りは、コンテンツマーケティングと言って有益な情報をバンバン書くことで、そこからの問い合わせにつなげる手法ですが、僕ら税理士が本当に有益な情報を書こうとすると内容が専門的になりすぎて読み手には難しすぎることがあります。
そのため、自分でこれは役に立つぞ。と思って書いた記事でも検索キーワードに引っかからずにアクセス数が伸びないことがあります。
検索する人からすると、『何を質問していいのかがわからない』というレベルの記事は難しすぎて読まれません。
人気の記事は意外とシンプルなネタ
その反面、予想外に人気になった記事は、税金や経理とは若干ズレたゆるいテーマの記事です。
決して手を抜いて書いたわけではありませんが、テーマとしては、少し調べればわかるけれど、とりあえず検索してみよう。ということを意識して書いた記事です。
つまり、検索する人の立場になって書いた記事が人気記事となり、どんなに有益な情報でも自分本位で書いた記事はそれほど見られないということです。
ちなみに、予想に反してアクセス数が伸びた人気記事には、下記のような記事があります。
郵送で開業届を税務署へ提出する方法│マイナンバーの記載は要注意!
まとめ:検索する人が知りたいキーワードの選定が大事
役立つ情報の記事が人気記事にならない理由を紹介しました。ブログの書き方のコツをまとめると次の格言になります。
『役立つ情報でも自分本位の記事は読まれない。読み手の知りたい情報を書くことが人気記事のコツ』
税理士ブログなどのビジネスブログの目的はお客様からの問い合わせなので、一般的なブロガーのような釣り記事を書いても信頼性を落とすだけで全く意味ありません。しかし、アクセスがないのも問題です。
そう考えると、ビジネスブログの究極の書き方のコツは、検索する人が興味を持つテーマを専門的にわかりやすく解説すると、アクセス数が増えて、かつ問い合わせにつながることになります。はっきり言ってバランスが難し過ぎる!でも500記事に向けて挑戦してみたいと思います。