『仕事は一生勉強』という言う人もいますが、仕事をしている人の全員が同じ考えではないと思います。
やはり仕事を続けていると、誰でも飽きというものが出てきてしまうものではないでしょうか?サラリーマンは特に!
そんな折、先日テレビを見ていて松本人志さんが『仕事は飽きてからが本番』というのを聞いて。なるほどなと思ったので紹介します。
テニスに飽きたプロテニスプレーヤー
2017年7月のロイター版で、テニスに飽きたテニスプレーヤーのニュースがありました。
ニュースを要約すると、試合に敗れた某選手が「気持ちの面で試合する状態になかった。正直に言うとテニスに飽きていた」とコメントし、大会主催者は試合中の態度などに対して罰金を科し、スポンサー企業はスポンサーから撤退した。というものです。
松本人志の仕事の飽きに対する考え方
このニュースに対して、ダウンタウンの松本人志さんが次のようなコメントをしていて、とても深くて良いなと思ったので紹介します。
- 仕事は飽きてからが本番
- 楽しんでいるうちはまだまだ
- マンネリをどう楽しむかが本当のプロ
- 仕事は飽きてからが金になる
- 仕事の飽きは当然来る
- 仕事に飽きてからのほうが本当の力が出る
まとめ:飽きてもすぐ辞めてはいけない
テニスに飽きたテニスプレーヤーに対する、松本人志さんのコメントを紹介しました。
自分としては、スポンサーの援助を受けて、チケットを買った観客の前で試合をするテニスプレーヤーの発言としては、いささか正直すぎるなぁ。と思いつつも誰でも飽きは来るんだなぁと少し安心しました。
世の中の風潮やモラルとして『仕事に飽きた。』とは言いづらい雰囲気を少し感じていたので、夢の職業のひとつであるテニスプレーヤーがテニスに飽きたと言ったり、華やかな芸能界にいるタレントが、誰でも当然のように仕事に飽きる。と言うコメントは少し安心させてくれるものがあります。(『仕事に飽きたので辞めます』というのは言語道断ですが・・・)
また、飽きてからが稼げる。というコメントはなるほどなと納得しました。
身近にいるお金持ちは皆忍耐強いですし、もしかしたら、稼げないと嘆く人の多くが、短期的にお金を稼ごうとしたり、本当の稼ぎ時の前に辞めているのかもしれません。
この考え方を知ると、飽きた仕事に対するモチベーションが上がり、多少仕事飽きても簡単に辞めようとは思わなくなるかもしれません。
税理士の業務に限らず何でも仕事は同じことの繰り返しで飽きは出てきますが、そこで転職などせず、踏ん張ってマンネリを楽しみつつ乗り越えることによって、ワンランクの上の収入を得られるのかもしれません。
自分は開業したばかりで飽きには程遠いけれど、この考え方を知っておくことで、いずれくる飽きに対処できそうな気がしてきます。
仕事に飽きるとすぐに辞めてしまう人は、この考え方で対処してみてはいかがでしょうか。